次のアップデートにおける機能改善やペナルティ追加について

今回は少し変わった内容にしようかと思います。

【利便性と危険性は表裏一体】

項目からは想像しにくいですが、アップデート関係のお話です。
とはいえただのアップデート情報という内容では面白くありませんから、
私ならではの内容にしようかと思います。

さて、利便性というものは同程度の危険性を伴うことが多々あります。
PSO2はアップデート頻度が高く、最近は多くのシステム改善が行われています。
便利になることは良いことなのですが、良いことばかりではないのです。

近日実装予定のもので言うなら取引緩和などの改善が該当します。
そのどれもが何らかのデメリットを伴います。それはゲームバランスの問題だったり
サーバー負荷であったり、はたまた保安上の問題かもしれません。

難易度の緩和など、ゲームバランスに関わる改善であれば
プレイヤー側に危険が及ぶことはありませんが、機能面の改善となると
その限りではありません

ですが、普通の開発であれば改善に伴う危険性を放置したまま
実装されることはありません。問題が起きて余計な仕事が増えて困るのは
運営・開発ですから、問題が起きると分かっているものは見送られるはずです。
プレイヤーの要望が実現しない理由も大体これが理由でしょう。

こんな感じで、一風変わった視点から見た記事になります。
補足をするとFine.はとあるゲームの運営に携わっていたりします。SEGAさんではないです。

【利便性に伴うデメリットの例】

《エラー落ちしないクライアント》

オンラインゲームにおいてエラー落ちは付きものです。
希少なレアアイテムがドロップした直後にエラーによりゲームクライアントが
終了した経験のある方はそれなりに居ると思います。

多少の通信切断や不具合をものともせず、
強制終了に高い耐性を持つ夢のようなゲームクライアント。
多くのオンラインゲーマーが切望する頑強なクライアントを備えるゲームが
……実在します

さて、少し話が変わりますがエラーによるクライアント終了というものは
ある意味プログラムの健全な動作です。強制終了をせざるを得ないから終了するのであり
そのまま動作を続けば深刻な問題が生じる恐れがあります。

つまり、このエラー落ちしないクライアントは…

通信切断も不具合の発生も無視して動作し続けます

夢のようなクライアントではなくゾンビのようなクライアントだったのです。
例えば、起動中にLANケーブルを抜いても十数秒から数十秒経過しても動き続けます。
もちろん、その間にクライアント上で行った動作はサーバー側に反映されませんし
サーバーから送られた通信を受け取らずに無視します。

本来受け取っていなければならない情報を持たない、バグデータの出来上がりです。
クライアント内のデータが多少壊れていても動きますし、それが原因で未実装のデータや
没データを読みパッチワークのようにつなぎ合わせて表示する様はまさにゾンビです。

綺麗なまま動くのなら良いのですが、壊れたまま動作するのはいけません。
エラーによる終了は寧ろ良心的と思っておいた方がいいでしょう。

そもそも、オンライゲームの通信切断や異常終了は
その大半がプレイヤーのPC周りの環境によって発生するものですから
エラー落ちが頻発する方は利用環境の見直しを行いましょう。

《どこでも倉庫》

オンライゲームの倉庫は典型的な機能です。
PSO2であればアイテムを受け取るためには倉庫端末にアクセスする
必要があります。当たり前の機能ですが、面倒といえば面倒です。

面倒なので楽にしてしまいましょう。
そんな理由からいつでもどこでも、システムメニューやアイテムパックから
倉庫内のアイテムを取り出す機能を実装したとします。

クエスト中に忘れ物や買い忘れに気付いても安心便利。
そんな素敵な機能ですがこれには大きな落とし穴があったりします。
間違ってもこんな機能を実装してはいけません、絶対に

その理由は極めて単純です。倉庫が倉庫ではなくなるからです。

オンラインゲームにおける倉庫というものはシステム面においても
アイテムの保管領域という側面があります。保管するからには中のアイテムは
倉庫以外からの干渉を受けてはいけません。

特にアイテムパックのような操作の多い機能から干渉を受ける
といった状態は論外です。何かの拍子にアイテムパク内のアイテムを操作した
と同時に倉庫内のアイテムも操作を受ける危険性が生まれますから。

普通はこんなことは起きないように作られるのですが
アップデートパッチの際のデータ欠損やセキュリティチェックによってデータが壊れ
破損したクライアント上での動作となれば話は別です。

他のゲームにおいて実際に倉庫に干渉する機能が多いことで
アイテムが消える事例がありました。倉庫に余計な機能をつけるのはやめましょう。
(クライアントオーダーによる倉庫干渉も危険なので実装されることはないでしょう)

《制限のないトレード》

最近のオンラインゲームはアイテムトレードに制限が設けられています。
トレード制限のおかげでアイテムを死蔵するか捨てるしかない状況が生まれます。
PSO2は特にアイテムのトレード制限が厳しい印象です。

プレイヤーにとっては邪魔でしかないこの制限。
使わないクラスの☆14なんてメセタか他の☆14に換えてしまいたいので
こんな制限はさようならしたとします。(私情混じり)

さてこのトレード制限。制限を行っている理由は色々考えられますが
主な理由はゲームバランスや運営の施策でしょう。その一方でゲーム内の保安上の
問題からこういった制限が掛けられている側面もあります。

保安上の問題…いまいちピンとこない理由かもしれません。
簡単に言うとセキュリティとしての制限です。オンラインゲームに於ける
セキュリティといえばアカウントハック対策ですね。

アカウントハック、それはRMT業者が主に行う鬼畜の所業。
アカウントIDとパスワードを割り出し、なぜか二次認証機能までも突破して
行われるゲーム内資産の略奪です。

RMT業者は容赦がありません
ゲーム内の奪えるアイテムは根こそぎ持って行きますし、ゲーム内マネーに
変えられるものは片っ端からお金に変えていきます。

逆に言えば、アカウント間の移動が行えず大したお金にもならないアイテムは
放置される傾向にあります。嫌がらせとして捨てられることは稀で、そんな事をする
暇があるなら業者は次の獲物を探します。

つまり、トレード制限が行われたアイテムは
アカウントハックによる被害を受けません。制限が厳しければ厳しいほど
被害は抑えられますし、捨てられただけなら復旧は比較的簡単なことが多いのです。

よって、アイテムトレード制限が撤廃された世界では
アカウントハックが横行し、アイテムの復元も困難となることでしょう。
めでたし、めでたし。

【制限の追加について】

機能改善に伴うデメリットについてはあんな感じです。
実装前の段階で改善による悪影響が予想され、問題の解決が困難なものは
構想段階で没になることでしょう。

インターネット上で散見するPSO2に対する要望も
明らかにバグりそうな内容や処理が重そうな内容が少なからずありますから
それらが実装されないのは残念ながら当然だと思います。

さて、今回は改善とは逆に新たに制限が追加されることになりました。
緊急クエストに於ける破棄ペナルティ…は機能改善以上に難しい問題だと思います。
実際に、エラー落ちに対する問題は解決しなかった様子。

ニコ生やプレイヤーズサイトを一通り目を通しましたが、
正直な所、運営もこんなもの実装したくはなかったのではないでしょうか。
ですがプレイヤーが望んだことですので仕方ないです。
これを拡大解釈して寄生推奨などというのは論外です。

一部のプレイヤーはゲーム内の制限の抜け道を探そうとするものです。
エラー落ちに偽装して故意にクエストを破棄するなど、悪質な手段も考えられますし
抜け道がある時点でそれはペナルティではありません。

クエストが破棄される挙動全てにペナルティを課すのは当然の事ですし
ペナルティ対象が最初の1人というのも、クエスト破棄された人に対する救済でしょう。
寄生側に対するペナルティはクエスト破棄以上に線引が難しいと考えられ
これ以上の対策を行うとなれば、より多くの無関係な人を巻き込むと思います。

エラー落ちに関してはエラーとは言え落ちた側が悪いのですし、
エラー落ちされた方は今の環境でも迷惑を被っているのですからペナルティは
甘んじて受けるべきとも思います。

一番の寄生対策は固定を組むことです。
またパーティを組むことで寄生と遭遇する確率は下がるのですから
寄生が嫌でクエストを破棄していた人はマルチクエストではパーティを組むべきです。

ある程度防げるものを防がずに文句をいうのもまた問題です。


何かを変えるということは大変なものですね。
本日はこのあたりで、それでは御機嫌よう。

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